いま、机の裏で動いているもの

ひとりの作業机が、
小さな専門チームになりました。

調べる人・書く人・ダメ出しする人・片づける人。役割ごとのエージェントが机の裏に常駐していて、指示を出すと勝手に分担して動きます。全部、Claude Codeという開発者向けのClaude作業環境の上で実際に回っているものです。

動いている土台 / Claude Code
01 / いま、できていること

「便利な検索」では、ありません。

実際にこの環境で日々こなしている作業です。どれも一回きりの実験ではなく、毎日の仕事の中で回っているもの。

書く

本人の文体で、文章を起こす

走り書きや音声から、note記事・メルマガ・SNS投稿を草稿に。過去の文章を学習しているのでAIっぽい量産文にならず、引用や数字は出典まで裏取りします。

→ 記事・投稿の草稿
調べる

市場・競合・顧客を分析する

テーマを渡すと、リサーチして要点と示唆まで整理。アクセス解析やデータの集計も、人手でやっていた集計作業ごと肩代わりします。

→ リサーチレポート
整える

会議を、議事録にして保存する

会議の文字起こしを渡すと、構造化された議事録に整え、そのままNotionへ自動登録。書き起こしと清書の往復が消えます。

→ Notionに議事録
蓄える

本を「引ける知識」に変える

読んだビジネス書を、いつでも参照できる判断材料に変換して蓄積。次の企画やレビューで、その知識が自動で効いてきます。

→ 蓄積された知識ベース
回す

一日と一週間を、自動で回す

朝の段取り、夜の締め、週次の振り返り、バックアップ。毎日の定型作業を、決まった時間に勝手に処理してくれます。

→ 自動の朝礼・締め・振り返り
止める

危ない判断に「待った」をかける

やり直しの効かない決断には、過去の記録を読み返して「以前似た形で躓いてますよ」と根拠つきで異を唱える。賛成するだけのAIではありません。

→ 根拠つきのブレーキ
増やす

自分で「できること」を増やしていく

新しい作業手順そのものを設計して、チームに足せる。使うほど、こなせる仕事の種類が自分で増えていく。ここがいちばん未来っぽい部分です。

→ 自己拡張する作業環境
配る

SNS・LINEの運用をさばく

投稿の下書きから配信、ファンとのやりとりの整理まで。日々の発信オペレーションを、テンプレ任せにせず文脈をふまえて回します。

→ 運用ドラフトと整理
02 / 常駐している専門エージェント

役割の違う担当が、それぞれ控えています。

ひとつのAIが何でもやるのではなく、仕事の種類ごとに担当が分かれているのが肝です。会社の部署を、一台のパソコンの中に畳み込んだようなもの。

調べる担当リサーチ・分析

動く前に地図を描く。市場・競合・顧客心理を調べ、データを読む。

市場調査競合分析顧客心理データ分析
書く担当エディター

本人の声を保ったまま文章にする。媒体ごとに書き分ける。

記事メルマガSNS投稿プレスリリース
批評する担当クリティック

世に出す前の関所。原稿・戦略・デザインの弱点を容赦なく洗う。

原稿レビュー戦略レビューデザイン批評
片づける担当オペレーター

記録・締め・バックアップを淡々とこなす後見人。

日次の段取り週次レビュー議事録バックアップ
覚える担当ナレッジ

資料を読み込み、いつでも引ける知識へ変える。脳の増設係。

文字起こしPDF変換知識の蓄積・更新
道具をつくる担当アーキテクト

新しい作業手順を設計し、チームのできることを増やす職人。

スキル設計プロンプト設計
検証する担当戦略顧問

取り返しのつかない重大な判断だけを、別の目で精査する非常勤役。

重要判断の検証リスク精査
まとめ役司令塔

こちらは方針を決めるだけ。誰に振るか、どう段取るかを捌く。

指示の交通整理担当への割り振り
03 / 仕事の流れ

指示ひとつが、チームを流れていく。

こちらがやるのは、ふわっとした相談を投げること。あとはチームの中を自動で流れて、形になって返ってきます。

1

ざっくり指示する

「このメモから記事にして」程度でいい。完璧な指示書はいらない。

あなた
2

段取りして、担当に振る

何をどの順でやるか組み立て、必要な担当へ仕事を割り振る。

まとめ役
3

調べて、書く

必要なら先に調べ、文体をふまえて草稿を起こす。

調べる担当 → 書く担当
4

出す前にダメ出しする

弱点や事実の怪しい箇所を洗い、合格/差し戻しを判定する。

批評する担当
5

記録して、片づける

完成物と判断の過程を残す。次に活きる資産として蓄積。

片づける担当
04 / いちばん効くこと

速くなるより、積み上がるのが本体です。

一回の作業が速い、は入り口にすぎません。本当に効くのは、調べたこと・決めたこと・読んだ本が消えずに資産として溜まり、次の判断で勝手に参照されること。使うほど賢くなる机、という感覚に近い。

8
役割の違う担当。まとめ役+7つの専門エージェントが常駐。
13
ビジネス書を「いつでも引ける判断材料」に変換済み。読んで終わりにしない。
2,000
蓄積したノートと記録。過去の自分の文脈が、今日の仕事に効いてくる。

Claude Code でここまでできる。
疲れない専門チームを、自分の仕事の流儀ごと机に常駐させる
そう捉え直した瞬間に、見える景色が変わりました。

難しい構築の話に聞こえるかもしれないけど、入り口は「いつもの作業を、誰かに任せるつもりで言葉にしてみる」だけ。最初の一人目の担当は、思っているより簡単に置けます。

今度、画面を見ながら話そう →